T-Engineフォーラムと社団法人トロン協会が主催するトロンプロジェクトシンポジウム第23回「TRONSHOW2007」が2006年12月5日(火)から7日(木)までの3日間、東京有楽町にある東京国際フォーラムにて開催され、当協会は特別協力として参加しました。 TRONSHOWは、1984年のトロンプロジェクトの開始以来毎年開催されている、トロンやその周辺技術に関するシンポジウムです。 今回のシンポジウムでは、「T-Engine(組み込みプラットフォーム)」や「T-Kernel(組み込みリアルタイムOS)」などのトロンの最先端技術を紹介する「次世代リアルタイムシステム技術展」と、ユビキタス・コンピューティングの最新テクノロジーや実証実験などの展示・紹介をする「ユビキタス・コンピューティング国際シンポジウム」の2つが併催されました。 当協会は、ユビキタス・コンピューティング国際シンポジウムフロア内に設けられた、T-Engineフォーラム主催ブース「ユビキタス・ショーケース」へ参加しました。ユビキタス・ショーケースでは、ユビキタス・コンピューティングを支える要素技術と、その応用システムの紹介・展示が行われました。当協会は、東洋インキ製造様、寺岡精工様と共に、ユビキタスID技術を活用した例として、可食インクジェットプリンターを使ったりんごへのucode印字のデモンストレーションを行いました。このインクジェットプリンタは、ユビキタスIDセンターが管理するucodeメインサーバからucodeを取得して、りんごへucodeを印字する仕組みとなっています。 「今回はミスりんごあおもりも来ていただいて、デモを見ていただくとりんごを一個もらえるという特典もついています。食べても平気なインキでucodeを印字し、番号を入力して(サーバにアクセスして)いただくと、どこの誰が作ったのかがわかるという食品トレーサビリティを紹介しています。」 トロンシンポジウム実行委員会委員長であり、T-Engineフォーラム会長を務める東京大学 坂村 健教授が、基調講演「TRON Project 2007」の中で食品トレーサビリティを紹介されたこともあり、ブースはデモを見学する人で大盛況となりました。デモをご覧になったお客様は、コンベアで流れてくるりんご一つ一つにucodeが印字されていく様子に非常に関心を持たれ、使用されている可食性インクについて、「洗わなくても大丈夫?」「インクの賞味期限は?」などの質問が出ていました。 また来年2月に東京銀座で行われる「東京ユビキタス計画・銀座」の開会式に訪れた石原都知事を始め、政府の要人もデモをご覧になり、ucodeを使った食品トレーサビリティに高い関心が集まっていることが窺えました。 |